???な動物
  霊長類の危険性
  動物から移る病気
  感染症を予防するために
  こんなにある感染症
  外来生物法
  国際条約
  自然破壊
   
  環境省
  動物検疫所
   
霊長類は、人と一緒に生活する事は適しておらず、また、そうするべきではありません。霊長類に接するには、身体的、身体的健康を維持するための必要事項がきわめて広範囲に及ぶことも理由です。飼い主のみならず、周囲にその危険が及ぶからです。
サルによるこう創や掻傷でできた創口から感染を起こす確率が高いため、噛まれた時の応急処置用キットを常備し、正しい処置ができるようにしておく必要さえあるのです。霊長類の予防医療は、非常に重要で霊長類から人に、またその逆に伝搬する病原体は数多いのです。
現在は、かなり簡単に霊長類を手に入れる事ができてしまい、充分な知識なしに購入・飼育される方が急増しているのが現状です。 攻撃性や抵抗行動の全てをなくす事は不可能で、成長と共に突然の攻撃性が増強される事が普通に見られます。
 
人獣共通感染症(人獣共通伝染病)に関する知識、動物と接することによる公衆衛生面からのリスクを十分に把握する必要があります。
霊長類を飼うには、何より『ヒト』に近いこと、しかし『ヒト』とは異なることを十分に理解していただかねばなりません。
霊長類は『ヒト』に大変近い動物ですが、『ヒト』ではありません。
霊長類を飼おうと考えている方、またすでに飼われている方も、もう一度考えていただきたいのです。
 

現在霊長類(サル)の輸入は制限されており、動物検疫を受ける義務もあります。しかし、ペットショップ等で販売されているサルの中には入手経路が不明確であるものも販売されています。


霊長類(サル)の予防医療は、非常に重要で霊長類から人に、またその逆に伝搬する病原体が多いということもあります。飼育されている飼主さんのほとんどが予防接種やウイルス検査を受けていないため伝染病の感染など、安全性に問題があります。


飼育されているほとんどの霊長類(サル)は社会化(しつけ)がなされておらず、飼主さん以外では扱いにくいことと、去勢・避妊手術を受けていないことが多く、成長してからの突然の攻撃を避けることは不可能に近いこともあります。


霊長類(サル)によるこう創や掻傷から人獣共通感染を起こす確率が高いため、噛まれた時の応急処置用キットを常備し、人だけでなく動物にも正しい処置ができるようにしておく必要があります。

当院も開業時は、霊長類の診察もしていました。しかし、左記の理由により、現在は霊長類(サル)の診療をお断りしております。

院長として、病院におこしいただく患者さん、あるいは入院中の動物たち、動物病院のスタッフとその家族を色々な危険から守る必要があります。その中でも霊長類(サル)は最も重要で危険なものの1つです。

 

不適切な飼育管理、社会的接触の欠如、発情や運動などに関する欲求不満、霊長類への理解の欠如によって、行動に問題がおきる事が多いのにもかかわらず、去勢や避妊手術を受ける飼い主さんはほとんどいません。
80年代(私の学生・代診時代)に、霊長類(サル)を飼われる場合、ほとんどの飼い主さんは予防のための注射や飼うことのリスク、また動物の生態を詳しく調べたり、獣医師に相談されておられました。(飼い主さんから、我々が教えていただく事も多々ありました。)また、ほとんどが、実験施設などから入手経路が明確であるものが多かったので、比較的安全に診療する事ができました。

しかし、今は事情がかなり異なります。お電話などで、問い合わせがあった場合、ほとんどの方が、予防接種やウイルス検査をしてされておらず、また、動物病院に来る事自体が初めてであるとか、飼い方・人獣共通感染症や伝染病の知識もお持ちでないのです。また、そのサルの入手経路もまず把握されておられる事はありません。”どこそこのペットショップで購入した”が限界なのです。
これでは、我々に危険が及びます。私ひとりならばまだしも、病院のスタッフや患者さんや私の家族まで、危険をさらす事は院長としてはできかねるのです。