尿は体に不要となった老廃物が腎臓で最終的にろ過され水分とともに体の外に排出されたものです。体に何らかの異常があると排泄されなければいけない物質が少なかったり全く排泄されなかったりします。また、健康であれば排泄されるはずのない物質が尿の中に混じっているときもあります。
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| 尿の色 |
正常な尿の色は透明な淡黄色〜黄色〜琥珀色です。(普段の尿色をよく見ておきましょう。)
ウサギは正常でも赤色尿・白色尿としますが注意が必要です。 |
茶色
黒褐色 |
赤血球が分解されたり肝臓機能の低下による胆汁が排泄されている可能性があります。 |
赤
オレンジ |
非常に濃縮された尿で肝臓機能の低下、中毒などの可能性があります。 |
| 乳白色 |
ケガや炎症が原因の膿、代謝されなかった脂肪などが考えられます。 |
| 無職透明 |
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| 尿の量 |
正常な尿量は動物種や水分摂取量、食事などによって左右されます。
(例えば、通常犬や猫は1〜2ml/kg/hr) |
| 犬 |
健康な犬は毎日0.25〜1.0?の尿を排泄します(固体により異なります) |
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| 尿比重 |
尿比重とは水と比較して尿の密度(尿の濃度)がどれくらいになるかということです。
水の比重を”1”として表します。 |
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| 一般尿検査 |
尿比重、pH、タンパク、潜血、ケトン体、糖、ビリルビン
(ウロビリノーゲン-動物での意義はありません) |
| 沈 査 |
尿中の細胞、結晶、円柱、色素、混濁度、細菌、寄生虫 など |
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| 健康を知る上で基本的な検査です。内臓疾患(肝臓・腎臓)、糖尿病、膀胱炎などの可能性を調べることができます。尿の検査は物理的検査と科学的検査があります。そこから得られるデータが完全にその動物の状態を示すものではありません。動物の健康状態を診断するには他のいろいろな検査や普段の状態を知ることも大切です。 |
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| 尿のpH |
尿検査スティックでは、pH5〜9が測定できます。
正常なpHは、犬や猫はpH5.5〜7.0(一般的に酸性尿です)で、野食獣のウサギ・ハムスターなどはpH7〜7.5(アルカリ性尿)です。 |
| 尿タンパク |
尿検査スティックでは、次のように判定します。
- (+-) + ++ +++ ++++ 単位
痕跡あり 30 100 300 1000以上 mg/dl
正常尿はごく少量のタンパクを含みますがほとんどタンパク試験の感度以下なので、尿が薄いときにタンパク(+)がでるものは異常とみなします。 |
| 尿糖 |
尿スティツクでは次のように(-)〜(++++)程度まで判定できます。
正常でも微量の糖が尿中に存在することがありますが、尿スティックの感度以下なので尿糖(+)以上が検出されれば、異常とみなします。この尿のことを糖尿といいます。
猫の場合、ストレスがかかると、一過性で糖尿が出ることがあります。 |
| ケトン体 |
(-)〜(+++)の4通りが判定できます。正常な状態では、尿中には見られません。
(+)の判定が出ることは、重大です。 |
| ビリルビン |
(-)〜(+++)まで判定できます。
正常なときでも尿中に少量のビリルビンが現れることがあります。濃厚な尿だと、ビリルビンが(+)と出る正常な尿もあります。低比重尿でビリルビンが検出されれば異常と見なします。
尿中のビリルビンも、胆汁うっ滞を伴う肝臓疾患の指標となります。
犬では健康な子犬でも尿試験紙で尿を検査した場合、尿中にほんの少量のビリルビンが検出されることがあります |
| 潜血 |
尿検査スティックは鋭敏なので目に見える血尿だけでなく、ごく少量の潜血尿も検出できます。
見た目には正常な尿でも、”陽性”になることがあります。腎臓・尿管・膀胱・尿道からの出血を意味します。 |
| ウロビリノーゲン |
犬・猫の場合、臨床的な意義はありません。 |
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