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犬の飼い方

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子犬の離乳と食事管理

犬の栄養について研究がすすんだことで完全栄養食であるドライフードが市販されています。成長期にある子犬には年齢にあった子犬用ドライフードを与えましょう。人と同じ物を与える飼い主様も多いようですが、人と動物では必要とする栄養素が違います。長期的には栄養バランスを崩し病気の原因にもなります。人の食べ物は与えないようにしましょう。保存等のし易い良質な子犬用ドライフードをお勧めします。

環境の変化でストレスを受けた子犬は低血糖症を起こす場合があります。元気がない、下痢をするなどの症状がある場合は糖分を補うことでよくなることもあります。かかりつけの獣医師に相談しましょう。

子犬はとてもデリケートです。体も精神も発達途上にある子犬は体調を崩しやすくなります。過度な運動が骨や関節の成長を妨げたり、細菌やウイルスなどにも感染しやすい時期です。子犬がかかりやすい病気もあります。毎日よく観察し健康に育てましょう。

子犬の離乳

子犬が母乳から普通のフードを食べ始めることを離乳といいます。
生後3週間が経ち、お皿からミルクをぺろぺろなめることが出来るようになったら、半固形食が始められます。子犬用ドライフードを犬用ミルクに少量混ぜます。また、子犬用ドライフードを5粒ほどお皿においておきます。すると、それで遊び、自分でドライのまま食べるようになります。

離乳後、ドライフードを食べないようなら犬用粉ミルクを少しかけてあげましょう 。
離乳した子犬の食事管理は特に大切です。この頃に子犬が要求するままに食事を与えてはいけません。特に大型犬以上は成長してから骨や関節に障害が出る可能性が高くなります。子犬の頃の過剰な栄養は脂肪細胞を増やし、肥満などの原因になると考えられています。

食事の切り替えは完全に切り替えるのではなく、離乳食のときは犬用ミルクと、パピーフードのときは離乳食と併用するというようにすれば比較的スムーズに切り替えられます。

子犬は生後55日までは母犬の元にいることが一番です。もし、それ以前の離乳食やミルクが必要な子犬が来たら、飼い主様が母犬の代わりをしなくてはなりません。また、この時期は母犬や兄弟たちから社会化も学びます。子犬にとってとても大切な2カ月です。

人間用のミルクはダメ!

人間用のミルクを与えてはいけません。ミルクは必ず“犬用ミルク”を与えます。ミルクの給与量は年齢・体重・体格により大きく変わるため、製品の給与指針を目安に調節しましょう。また、純粋の牛乳は、子犬の適切な成長には不向きです。人間用のすべての乳製品は子犬にとって乳糖(ラクトース)が多く、下痢の原因になります。

成長期の食事管理

むだな栄養素は健康を損ないます。
タンパク質やカロリーの必要以上の摂取は子犬にストレスと病気を引き起こします。高脂肪食で肝臓に脂肪が溜まると低血糖症や多量の動物性タンパク質がお腹の中で消化しきれずに腸内毒素が発生すると腸性毒血症を起こしたりします。健康な子犬に野菜(ビタミン類)は必要ありません。完全栄養食のドッグフードを与えていれば子犬に必要な栄養は全てバランスよく入っていますので、あらためて与える必要はないのです。ただ、体調が悪かったり、病気の時は健康補助食品や処方食を与えます。(動物病院で相談しましょう)

子犬は生後、急速に成長し、成犬に近づくに従って成長速度は緩やかになります。
そのため、子犬に必要なカロリーや栄養素が成長速度によって大きく変わります。成長段階や犬種などで、その要求量は変化するので子犬を肉体的にも精神的にも成熟した成犬へと育てるためには、その成長ステージごとに摂取カロリーや栄養素の管理をしておく必要があります。
ここでは成長期の食事管理をどのように行うべきかを考えてみましょう。

パピーステージとジュニアステージ

犬種により成犬体重が様々であるため、成熟に達する時期は犬種により異なりますが、栄養要求量の変動から成長段階を2つのステージに分けることが出来ます。生後5~6ヶ月(成長初期)をパピー・ステージと言い、ほとんどの犬種でこの時期に成犬体重の50%に達します。その後の期間(成長中~後期)をジュニア・ステージと言い、犬種が大型になるにつれステージが長くなる傾向にあります。

パピー・ステージの子犬は増体重が急速で、体重当たりのカロリー要求量は生涯を通じて最も高く、成犬の2倍を摂取させるのが理想です。その後、要求量は成長速度の低下に伴い減少し、ジュニア・ステージでは成犬の要求量の1.2~1.6倍が適切となります。この時期になってもパピー・ステージと同様のカロリーを摂取させ続けると、肥満に陥り、骨格の発達に負担をかけ障害を起こしてしまいます。この時期の子犬はとかく食べ過ぎる傾向にあるので、自由採食をさせることは避け、適切なカロリー摂取に留意し、成長曲線にあった体重増加をさせなければなりません。最大成長が必ずしも最適成長とは限らないのです。

また成長期では、体を作るタンパク質やカルシウムも成長による需要が大きく、タンパク質は成犬時の要求量の約1.3倍、カルシウムは約1.2倍も高くなります。また、カルシウムとリンの比率は骨の発達に重要な役割を果たしており、そのバランスが崩れると骨の成長の著しい障害をもたらします。そのため、食事に含まれるカルシウムとリンの適切な比率は成犬用の食事では0.5~2:1であるのに比較し、成長期では1~1.5:1と範囲が狭く、カルシウムとリンの摂取には、より厳格にコントロールを行う必要性があります。

近年では、子犬には成長速度に合わせ成長期用の食事が細分化され、成長の前半パピー・ステージと中後半ジュニア・ステージに分けた食事管理が推奨されています。

専用フードを与えましょう

人の食べものを与えてはいけません。アイスクリームなどの乳製品もダメです。離乳した子犬には信頼できるメーカーの良質なドライドッグフード(成長期用)を与えましょう。市販の子犬用フードには子犬の月齢・体重に合わせた給与量が表示されています。メーカーやフードの種類で給与量や回数が違う場合があります。よく確認して与えましょう。どのフードがよいか分らない場合はかかりつけの獣医師に相談するといいでしょう。子犬は健康に成長するために多くのエネルギーを必要とします。ドライドッグフードでタンパク質22%、脂肪5%です。ただし、高カロリーの食事を多量に摂取し続けると生涯肥満と戦わなくてはなりません。要求する量は1頭ごとに違います。月齢や犬種、去勢避妊、活動状態でも変わってきます。

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