アイン闘病記
  フィアー闘病記
   
   
   
 

 

 
2004年3月21日  
年に1度の健康診断をかねて歯石を取っていました。
その時、アインの口の中で腫瘤を見つけました。
普段だと、舌に隠れているので、全く気づいていませんでした。
2004年3月22日  
口腔内腫瘍はいやなものが多いため、三重県でCTスキャンを撮影。
骨の変形等の異常は、まだ見られないとのことでした。
2004年3月23日  

腫瘤だけを切除する手術を行いました。

   
病理検査の結果を待つこと2週間余り。「悪性腫瘍」の診断が下されました。
しかも、大丈夫そうに見えた、骨の一部にも腫瘍組織が発見されたため、
下顎ごと切除するしかなくなりました。
すごく元気だし、ご飯も普通に食べているし、いつもとぜんぜん変わらない。
もしかして、下顎を失わなくても、大丈夫ではないかと思いたかった。
でも、仕事柄、今後どうなっていくのかが、わかってしまうのです。
抗がん剤も放射線療法も効果が期待できない種類の腫瘍でした。
切除して、再発しないことを祈るしかないのです。

我家の子どもたちも、ショックは受けたようですが、「命には代えられない」と
同意してくれました。
2004年4月12日  
決断は、早かったです。下顎の半分を切除しました。
小さいうちに見つかり、出来ていたのが先のほうだったため、全体を切除せずにすみました。
上から見ただけでは、顎が短くなっているとは気づかないかもしれません。
切除前に、友人の獣医師から、「大丈夫。犬は全く気にしない。1週間もしたら普通に生活してるよ。気にするのは人間だけ。」と、励まされました。
   
本当でした。
最初は、フードを食べられずに困って、「たべれないの」とでも言うように私の顔を見上げていました。「がんばってごらん」とそばで背中をなでていると、何とかして少し食べて、また、困った顔をする、その繰り返しの中、少しずつ、彼流の食べ方を会得したようです。
1週間が過ぎ、アインは普通に暮しています。
鳴声が、少し、こもったように聞こえるのと、よだれ拭きが必需品となったことが、変化と言えるでしょうか。
小学生の二人の子どもも、「うわー、まただ。しょうがないなあ。」と笑いながら掃除をしてくれます。
一緒にいられることを、とてもありがたいと思っています。
この幸せな時間が少しでも長く続きますように。 今は、それを祈りながら日々を過ごしています。