飼主ってどういうこと?
  飼う動物を理解して
  最低限のマナーは守って
  責任ある飼い方を
  ペットロス
   
  動物愛護管理法
   

野生の中では自由であった動物達が、飼われることによって、敵であった”人”と限られた環境の中で常に一緒に生活をしなければならなくなりました。 その生活は、ほとんどの場合が人の”善意や愛情”によるものですが、飼い主が自己中心的で動物の生態を知らなかった場合、その動物にとって飼主との生活は悲劇です。

私たちは動物達の手入れ、病気の予防、寄生虫の予防や駆除、病気の手当てなどの健康管理をします。また多くのおもちゃや楽しみを与えようとします。
動物たちは飼育されることで、多くの敵や飢え、自然の驚異など外部のストレスから守られることになります。
しかし、同時に、動物達を本来の環境からかけ離れたところにおき、仲間から引き離し、栄養学的に不完全な食事しか与えていないのに、飼い主を自分達の仲間であると思い込ませ、動物達の心を片時も自由にしようとはせず、それを”無償の愛”と勘違いしてしまっているのです。

 
どうしても、動物を飼うというのであれば、動物の物理的そして心理的な満足と生活環境をできるだけ正しく理解し、動物に与えなければなりません。動物と共に暮す(飼う)のであれば、私達は、これが動物へ思いやり(福祉)であり、命の尊厳を守ることなのです。 現在、私たちの飼育のもとで非常に多くの動物が何世代にもわたり限られた空間の中で人との共同生活に慣らされ、そして暮らしてきました。しかし、そのことは飼育法が適切であるということではなく、むしろ動物の快活さ、抵抗力、順応性などのおかげなのです。つまり、動物を飼う時は動物のことを知り、より良い環境を提供し、その動物だけでなく他の動物や人・社会にも配慮し自分だけのひとりよがりの飼い方はすべきではありません。 動物を擬人化することなく、人とは異なるひとつの命として理解し、愛情と責任を持って生活を共にしていただきたいと思います。また、動物に食事を与えるということはその動物の命を支配することを意味します。 食事を与えるのであれば排便排尿の世話もきちんとするのがマナーであり、動物の病気の予防や治療そして管理も必要になるのです。もし、食事を与えている動物が他人や社会に迷惑をかけているとすればそれは、“飼主=家族”の責任でもあることを忘れないで下さい。