
犬は社会性のある動物です。そして飼主の手間を必要とします。
知っていましたか。犬は食事を与え、適度に運動されているだけではだめなのです。家族の中での犬の存在をしっかり教えなくてはいけません。犬の寿命は15年から20年、その間食事はもちろん、予防や健康管理、病気になれば治療し、高齢になれば介護が必要になる場合があります。狂犬病予防や寄生虫の予防のほか糞尿、泣き声、におい、抜け毛など周囲に迷惑をかけないよう飼い主としてのマナーも大切です。
【犬は人間の最良の友】といわれ飼主やその家族と心を通わせることができる動物です。しかし、すべての犬がそうであるかは飼主の飼い方次第です。
あなたや家族が犬のことをよく理解し、犬との関係をきちんと把握して付合っていくならきっとその犬はあなたが望む以上のことをあなたや家族に与えてくれるでしょう。
今、当たり前のようにたくさんの人々が犬と暮らしています。人間と犬とがどうやって出会い、いつ頃からよい関係を築いていったか知っていますか?。犬はあなたを頼りにしています。最後まで愛情いっぱいに育ててください。
犬の祖先は東アジアの家畜化されたオオカミです
今、私たちが【犬】と呼んでいるのはどういう動物なのでしょうか?
アメリカのカリフォルニア大とスウェーデン王立工科大、2つの国際研究グループによるデータでは、犬の祖先が約1万5千年前に、東アジアで家畜化されたオオカミだとする結果を発表しました。 カリフォルニア大はコロンブスがアメリカ大陸を発見する前の中南米遺跡で見つかった犬の骨などから採取したDNAも調べました。その結果、北米・南米の犬の祖先がまだ大陸が陸続きだった約1万2千年~1万4千年前ごろにヨーロッパやアジアから人と一緒に連れてこられたと推定しました。
スウェーデン大は現在の種類654種の犬とユーラシア大陸の38種のオオカミのDNAサンプルを集め、遺伝子配列を調べました。 その結果、初期の犬には少なくても4系統のオオカミの血が混じっていることが分りました。そして約1万5千年前に東アジアでこの4系統のオオカミから家畜化されて他の地域に広がった可能性が高いことが分りました。
家族として
犬は群れで暮らし、リーダーの下で行動します。人間社会で暮らす犬にとってリーダーは飼主とその家族です。犬を愛することはただかわいがるだけでなく社会に適応する訓練(社会化)をし、犬に合った栄養を与え、落着ける住居を提供しなければいけません。 これは犬のためだけでなく飼主さんとその家族が楽しく一緒に暮らしていくために大切なことです。人は昔から、犬との生活を楽しんできました。今も世界中の人々が、犬との友人関係を楽しんでいます。しかし、すべての人がそうではない事もまた事実です。 犬を飼うということは、その犬の命を預かるということです。飼い主には犬の命を守り、犬の生涯を幸福にする責任があります。ただ可愛いからという漠然とした気持ちでは飼うことはできません。「思いたったら即飼う」ではなく、充分に時間をかけて準備してください。犬は10年から15年以上あなたと暮らすことになります。家族みんなで犬の幸せを考えて飼うことができるかです。これからその犬は家族の一員になるのです。そして、その犬の一生をどういう風に過ごすかは飼主さんによって決まってくるのです。