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先天的に大腿骨、靱帯、関節に異常がある場合と事故や来る秒などの栄養障害などの後天的な原因があります。住宅事情が変化しフローリングのお家が増えていますが滑りすぎて転んだり無理な力を加えて脱臼したという犬も増えています。

先天的な場合は4ヶ月頃から後ろ足に異常が見られるようになります。成長するにしたがって症状がハッキリするようになりひどい場合は立ち上がれなくなります。
膝蓋骨脱臼が内側に起こった場合、足が内側に入った状態で、外側で起こった場合は外側に向けた状態で引きずります。
事故や栄養障害で起こる場合、加わった力などで激しい痛みと炎症を伴うことがあります。この場合は小型犬に限らずどの犬種でも起こります。
脱臼が習慣化すると脱臼した部位をかばう程度で普通に生活しています。どちらにしても治療をしないでそのままにしておくと膝が変形したりして、運動機能に障害が出ることもありますので必ず獣医師に診せ治療をするようにします。

重症では手術が必要ですが当院ではレーザー(スーパーライザー)を用いて治療を行っています。痛みがなく適度に暖かいので患者さんに好評です。

先天的な場合は遺伝が考えられるので繁殖はさせないようにします。


小型犬によく見られる病気でヨークシャーテリア、ポメラニアン、トイプードル、ミニチュアプードル、ミニチュアダックス、シーズー、チワワ、マルチーズなどはかかりやすい犬種です。

参照)膝蓋骨
アーモンド型をした骨“膝のお皿”のことで 膝を伸縮させるときに靱帯同士がすれないようにしたり、関節がスムーズに動くようにしています。 膝蓋骨脱臼とは、この膝蓋骨が大腿骨の溝より内方か外方にはずれた状態のことです。
 
 
 
 

交通事故や高いところから飛び降りたり、落ちたりすることで骨に強い衝撃を受け、関節が外れたり、ずれたりすることが主な原因です。先天的に股関節形成不全などの障害がある犬は注意が必要です。

脱臼すると関節を動かすことができなくなります。事故などで起こった脱臼は腫れてひどく痛がります。原因が分からなくても足を引きずるようになるのでおかしいとおもったら直ぐに獣医師に診せてください。
ずれを早く元に戻さないといけません。歩き方がおかしいなど異常が見られたら直ぐに動物病院で見てもらいましょう。このとき注意しないといけないのは、飼主さんが“どうしたのだろう?”と足を触ったり動かしたりすることです。必ず動物が動かないように固定し、そのまま動物病院に連れて行きます。
股関節脱臼でも損傷の状態では手術をすることがあります。通常は骨の位置を元に戻し、きぷすなどで固定します。きちんと固定しないと脱臼ぐせが付いてしまいます。見た目に大丈夫だからと勝手に外さないようにしましょう。

 

 
 
 
 
 
 

骨折には交通事故や打撲、転落事故などが原因の外傷性骨折と 栄養障害(くる病など)、骨の腫瘍、骨形成不全、骨粗鬆症などが原因の病的骨折があります。

衝撃が大きい場合、折れた骨が筋肉や皮下組織を切り、皮膚を突き破って外に出てしまいます。この状態は開放性骨折といい多量の出血を伴います。出血が多いとショック症状がでて大変危険です。

外傷がなくても骨折している場合があります。閉塞性骨折といい腫れと強い痛みがあります。足の骨折では足を引きずる、他の足だけで歩いたりしますがあまりひどい痛みだと動くこともできません。また、脊骨など骨折した部位によっては神経系の障害を起こし、骨折が完治しても排便や排尿などの障害が出ることがあります。

脱臼と同じように飼主さんで勝手に治療をしないようにします。動物が痛みなどで興奮している場合は落ちつつかせ、幹部が動かないように固定します。出血している場合はガーゼか清潔なタオルなどで幹部を包みます。それから直ぐに動物病院に連れて行き獣医師に診てもらいます。骨折した場所が変形しているなど外見上判断ができないばあいはレントゲン写真を撮ります。骨折の症状によっては手術が必要になることもありますが、単純骨折では骨を元の位置に戻して固定します。

骨折も多いケガの一つです。骨が折れるから骨折です。突然起こることが多く最初の処置を誤れば大変なことになります。