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猫がかかる病気のうち、この感染症はワクチンで予防できます。小さな家族のためにできる限り予防しましょう。家族の健康は飼主の幸せでもあります。
ワクチン接種後に注射部分に痛みや腫れの症状が表れることがあります。また、元気がない、食欲がないといった症状などがみられたら担当の獣医師へすぐ連絡しましょう。

免疫システムはすべての動物が持っているもので、外から侵入したウィルスや細菌などから体を守るための働きをします。 健康であればケガをしても化膿しないで治ってしまうのは、この免疫システムがきちんと働いているからです。
しかし、免疫力が低下すると細菌の増殖を抑えられず、傷が治らない状態が続きます。 免疫力が抑制されると、健康なら何でもないような細菌やカビ、寄生虫などが体中で増殖し、ひどい場合には死亡の原因になることもあります。
栄養状態が悪い場合、ストレスがある場合などでも免疫力の低下が起こります。
 
カリシウイルスの潜伏期は2〜10日、湿度の高い環境下で1週間くらい生存できます。軽い感染症で済むタイプから呼吸器に重い障害を引き起こす様々なタイプがあります。感染した猫のだ液や鼻汁から排出され、空気感染します。
かかり始めはくしゃみや鼻汁など猫鼻器官炎ウイルス感染症と同じような症状です。症状が進むと感染したタイプで症状に大きな差があります。口内、鼻、舌に水泡ができ、やがて破れて潰瘍状態になります。食事をすると痛むので食べなくなります。2次感染で肺炎を併発すると死亡することもあります。
回復した猫の一部は<キャリア>状態になり健康そうに見えてもウイルスを保有しています。
猫インフルエンザ(猫呼吸器症候群)と呼ばれるのは、ほとんど猫鼻器官炎ウイルス感染症(ヘルペスウイルス感染症)か、猫カリシウイルス感染症です。他にオウム病クラミジアなどが関連することもあります。感染した猫は一様にひどい風邪にみえます。完治しても【キャリア】になることが多いので感染しないような予防が必要です。
ヘルペスウイルスの潜伏期は2〜14日、猫の体内に侵入したウイルスの数で変わります。感染猫のくしゃみや鼻汁から空気感染しますが24時間以上生息できません。また、一般家庭で使用される消毒剤(アイン動物病院お勧め)でウイルスを死滅させることができます。
くしゃみや食欲不振、体温の上昇、目の充血などで軽症であれば2〜3週間くらいで治ります。重症の場合は再発性の猫ウイルス性呼吸器病の徴候を示すことがあります。症状は呼吸音が大きく、くしゃみや鼻汁をよく出します。子猫(特に幼猫)がかかると重症になりやすく早期発見、適切な治療が必要です。
一度発症すると、回復しても<キャリア>になることが多く、健康に見えてもストレスを受けるとウイルスを排出します。感染猫は一応健康ですが他の猫に対しては感染源となります。
 
パルボウイルスの潜伏期は2〜9日、感染した猫のだ液、排泄物、嘔吐物に大量に放出されます。非常に強いウイルスで自然界で1年くらい生存します。人間の衣服などに付着し次々に猫へ感染していきます。
白血球が極端に少なくなる病気で、嗜眠、40℃以上の高熱、食欲不振などで喉が渇いているのに水を飲まない、嘔吐、腹痛、下痢、脱水症状などがみられます。感染した母猫から生まれた子猫も感染しています。症状が見られるのは生後2週間位してからです。
体力のない子猫や老猫が感染すると1日で死亡する場合もあります。
強い生存力を持ったウイルスなので、もし感染した猫が死亡した場合でも、新しい猫を飼うのは6ヶ月以上後にするようにします。
 
 
オンコウイルス(レトロウイルスの一種)が原因で猫が罹るウィルス病の中で最も多く見られ、一番攻撃力が強いものと言われています。
白血病に関連した病気の描からウィルスが見つかったため、この名前かつけられました。
唾液、血液、尿、乳汁から感染し、 猫同志の喧嘩やグルーミングなどの直接的接触でより感染する確率ガ高くなります。自由に外出できる猫や多頭飼育をしている場合は感染の機会が多くなるということです。
また仔猫は胎仔期や母猫がヘソの緒を噛み切る時、また授乳時に感染してしまいます。 白血病の母猫から生まれた子猫はすべて白血病に感染しています。
感染した猫は、免疫システムが破壊されるの免疫力が低下し他の感染症を発症しやすくなります。多いのはリンパ節、悪性腫瘍、白血病などの細胞が増殖するような病気や膀胱炎などの感染症です。
リンパ種の症状として、元気や食欲が無く、痩せ、発熱、呼吸困難、下痢や血便といった呼吸器疾患や消化器疾患、そして目や鼻、脳、脊髄に腫瘤が見られます。血液中にウイルスが侵入し、持続性ウイルス血症になるといつ猫白血病ウイルス感染症に伴う病気が発症するか分かりません。症状もウイルスが感染した臓器や器官で異なります。 免疫力が低下することで、治療の難しい慢性の感染症が見られます。
症状は感染年齢やウイルスの量などで違います。抵抗力の低い子猫や老猫、病気の猫では危険度が高くなります。
ワクチン接種が一番です。新しく家に迎える猫にはまず健康診断と適切なワクチン接種を行いましょう。ワクチンは毎年受ける必要があります。詳しくは掛かりつけの獣医師と相談してください。
もし、ワクチン接種していないなら絶対に外出はさせない、多頭飼育はしないようにします。自由に外出する猫は他の猫との接触機会が多く感染の危険があります。また、ノラ猫が感染している確率が高いためケンカなどで傷口から感染してしまいます。たとえ室内飼いといっても多頭飼育の場合は要注意です。感染猫がいると他の健康な猫にも感染してしまいます。
感染しても潜伏期間が長く症状が出るまでに3年くらいかかる場合があります。
症状がないからと安心しないで、年1回以上の定期検査をしましょう。
感染している猫は、ガンや生命を脅かすような病気にかかる可能性が高くなります。 他の動物との接触を避け、家の中で安心して生活できるような環境をつくってあげます。
免疫力が低下や体力が衰えている場合には、高品質の蛋白質とエネルギー源を多く含み、栄養的にバランスのとれた食事を与えるようにします。
リュウコゲン・フィバキシンFeLV