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体の臓器が正常に機能するには酵素が必要です。動物のからだは血液から酸素や栄養素を取り入れています。 酵素は血液中の赤血球が毛細血管の中を通って体中に運んでいます。この酵素が体の隅々まで運ばれるのは心臓がしっかり働いているおかげです。心臓がしっかり働くためにはエネルギーが必用です。 そのため心臓の周りには冠状動脈と呼ばれる太い血管が通っていて心筋が必用な酵素や栄養素を十分取れるようになっています。
心臓は筋肉でできたポンプで常にきれいな血液が全身に送られるよう中には弁が付いています。この弁は心臓が収縮するたびに開閉し逆流を防いでいます。

全身をまわって酵素を使ってしまった血液はまず右心房に入ります。三尖弁を抜けて右心室に入り肺動脈を通って肺へ送られます。(通常酵素や栄養素を含んだきれいな血液は動脈を流れ、老廃物や二酸化炭素を運ぶのは静脈です。しかし、肺動脈は全身をまわってきた汚れた血液が流れています。)肺の毛細血管を通りながら酵素を取り入れ、酵素の多い血液(肺静脈)が左心房から僧帽弁を抜けて左心室に入ります。そして心臓の収縮で大動脈に送り出され酵素の多い血液が全身に運ばれることになります。
流れる血液から各組織へ運ばれた一部がリンパ系という別の循環系へ入ります。こにはリンパ腺やリンパ節があり白血球や体内に入ってくる細菌などを攻撃する抗体を作ったりしています。
心臓は休み無く働く臓器です。心筋が収縮しポンプのように血液を全身に送り出しています。心臓病は弁が上手く働かず血液が逆流したり、いろいろな原因でポンプの働きが弱くなったり、とまったりすることで血液が送り出せないなどの症状です。特に犬は、5歳を過ぎると心臓病が増えてきます。健康そうに見えても散歩を嫌がったり、元気が無いときは心臓病を疑いましょう。心臓の検査には血圧測定、心電図、血液検査、心臓エコー(画像)検査などがあります。アイン動物病院では検査機器がそろっていますのですべて内部で検査することができます。
 
心不全 心臓の機能低下で必要量の血液を体内に送ることができなくなった状態をいいます
心筋症 原因は不明ですが早期発見と早期治療が必要です。
僧帽弁閉鎖不全症 老齢になると起こりやすい心臓の僧帽弁の障害で、咳や呼吸困難などの症状が慢性的に認められます。
三尖弁閉鎖不全症 老齢になると起こりやすく咳・呼吸困難などの症状があります。
フィラリア症 蚊が媒介する寄生虫が心臓に寄生することで発症します。
ネコ肥大型心筋症 肥満などで心筋が肥大しますが原因は不明です。
猫伝染性貧血 ヘモバルトネラが感染し赤血球を破壊します。
溶血性貧血 赤血球が急激に破壊されることで起こります。
血小板減少症  
フォンヴィレブラント病 血液が凝固しないため体から出血します。
血友病 遺伝性の血液疾患です。出血したらとまらなくなる病気です。
ハムスターの心臓病 1.5歳以上の高齢ハムスターには避けられない病気です。
奇形(先天性心疾患) 心臓に先天的異常がある病気。