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心臓は左右に2つずつの部屋があり右心房と左心房の間に心房中隔、右心室と左心室の間に心室中隔という壁があります。この壁は心筋層という心筋線維を組織とした筋肉からできています。筋肉の内側と外側は薄い膜があります。心臓も心筋からなり血液を全身に送り出すため心筋が収縮しています。この心筋が弱くなり心臓の働きも低下していきます。そうすると全身で血液の不足が起こってきます。これが心筋症です。心筋症には拡張型と肥大型があります。
拡張型は犬の心臓病として心不全に次いで多い病気です。7歳以下の犬に多く発症しますが原因ははっきりしていません。心臓の筋肉が拡張するため血液を送り出す働きが低下します。
肥大型は心筋が肥大することで心臓機能が低下していきます。こうなる原因ははっきりしていません。特に猫に多く見られる病気です。心臓の壁が厚くなり心室が狭くなっていきます。進行すると心臓内に血液が入るスペースが少なくなり十分な血液が全身に届かなくなります。

心臓機能の低下にともない呼吸困難や咳が出るようになります。血液の流れが悪いのでむくみ(特に足)や腹水が見られます。元気がない、疲れやすい、食欲がないなどの症状があります。進行すると腹部や肺に液が溜まり膨れてきます。少し動いただけで心拍数が上がり動けなくなります。

早期発見と心臓病の遺伝を持つ犬は繁殖させないことです。