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歯は右図のように組織構成されています。特に歯の周囲と歯肉が接するところの溝(歯肉溝)に歯垢が付いて、それがだんだん深くなっていくと歯周ポケットと呼ばれるものになります。口腔内は不潔になりやすい場所です。食べ物の滓があればすぐに菌が増殖します。動物の歯周病を防ぐためにも獣医師の指導を受けてきちんとしたオーラルケアをしていきましょう。
歯石:歯に黄緑色、灰緑色をしたものがこびりついていると歯石です。そのままにしておくと歯石が広がり褐色になってきます。やがて歯肉炎、歯槽膿漏になっていきます。
動物の飼育環境、特に食事環境の変化とともに歯周組織疾患が増えています。犬や猫も人と同じように歯石や歯垢ができてきます。特にウェットタイプの食事や人の食べものを与えてる場合は要注意です。4〜5年くらいまでは大丈夫でも歳とともに歯も弱くなります。また、歯の病気は内臓疾患の原因になります。定期検診のときには歯も診てもらうようにしましょう。
上の項目が当てはまるようなら、飼主さんは早めに動物病院に連れて行き、歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。いったん歯垢や歯石が付くと家庭では完全に除去することができません。まず、きちんと除去してもらってから家庭でのオーラルケアーをしましょう。
正しいケアーについては掛かりつけの動物病院に相談しましょう。
 
歯周病 歯肉に炎症が起こります。
歯周炎・歯根炎・歯肉炎 歯石・歯垢の蓄積が原因で歯と歯肉の間に炎症が起こります。
虫歯 歯垢により歯のエナメル質が溶けます。
口内炎  
口唇炎  
歯槽膿漏 食べかすや膿が歯根などにたまり炎症を起こします。
舌潰瘍  
口蓋裂 口蓋が正中線で裂けている奇形。呼吸に障害がでます。
軟口蓋伸長症 喉のひだが伸びていびきをかくようになり、呼吸困難を起こします。
歯突起の欠損 先天的に歯突起が無く、フラフラするなどの運動障害を起こします。
乳歯遺残 永久歯に生え変わるときに乳歯が残ってしまい、歯並びを悪くします。
不正咬合 上下の噛み合わせが合わないことです。ほとんどの動物に見られます。
腫瘍 口腔内にできるガン