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高カロリーの食事を与えていたり、必要以上に食事を与えている場合です。食欲旺盛だからといって動物がほしがるだけ(特に犬は与えられた食事はすべて食べます)与えていたり、高カロリーの食事ばかりを長期間与えてはいけません。他の病気が原因で食欲旺盛になることがあります。内分泌の病気や寄生虫が考えられます。運動不足やウサギなどの小動物で狭いケージの中で飼育し満足に運動ができないことも一因です。いろいろなストレスも過食の原因になります。
外見上は脂肪がつきコロコロとしてきます。しかし外見の可愛さとは反対に肥満が動物に与える障害がたくさんあります。関節や糖尿病、心臓病など別の病気を引起こすことです。極端な場合は死亡にいたることもあります。
・ 糖尿病 ・ 心臓(心筋梗塞、狭心症など)
・ 関節(股関節形成不全など) ・ 肝臓(肝硬変、脂肪肝、胆管肝炎など)
・ 腎臓(腎不全など) ・ 呼吸器(気管狭窄など)
・ 動脈硬化 ・ 皮膚病、難産、免疫力低下

動物の健康状態、年齢、環境などその子が必要とするものを良質で栄養バランスのよい食事を適量与えます。子犬や子猫の時期から肥満にならないようしっかりした管理が必要です。動物用の食事には、パッケージに成分と代謝量などが記載されています。どの食事がいいかは掛かりつけの獣医師と相談するのがいいでしょう。できるだけ公正な立場からペットショップなどと提携していない動物病院をおすすめします。
運動も大切です。ただし、たくさん運動させればいいというのは危険です。肥満は心臓などにも負担がかかっていますからゆっくり歩くような散歩を約30分(肥満の程度でかわります)くらいから始めます。これも獣医師が健康状態を診て設定してくれるでしょう。

肥満になってしまったら・・・ほとんどの動物病院では減量プログラムを作成します。動物の健康状態などを診て飼主さんと一緒に減量期間、目標体重、食事コントロールなどを設定し実行していきます。過度の減量は小さな動物にとって危険ですので短くても3ヶ月単位で行うようにします。短期間での急激な減量は絶対にいけません。また肥満の猫に絶食もダメです。(衰弱して死ぬことがあります)
1週間に1回以上の体重測定と獣医師が指定した診察を受けます。小鳥やハムスターなどの小動物は毎日測定しましょう。


動物の減量は必ず獣医師の指示を守って行いましょう。ペットショツプなどの専門店でダイエットの相談はいけません。必ず掛かりつけの獣医師に相談しましょう。

体質的に肥満になりやすい犬

ラブラドール・レトリバー ゴールデン・レトリバー コッカー・スパニエル
ダックスフンド シェットランドシープドッグ ビーグル
キャバリア バセット・ハウンド ケアンテリア

肥満とはからだに必要以上の脂肪が蓄えられた状態をいいます。一般家庭で飼育しているほとんどの動物に見られる症状です。飼主さんから見ればコロコロしていて“可愛い”と思うことでしょう。しかし人間と同じで少しも動物のためにはなりません。食事の管理など飼主さんで予防できる部分もあります。いろいろな障害が出る前にできる予防を始めましょう。

 

肥満度のチェックは〔BCS〕ボディコンディショニングスコアで確認できます。通常5段階評価で行い、標準(適正)体重の15%を超えた場合を肥満といいますがあくまで見た目のことであり種別などで若干異なります。

飼主さんでも簡単にできますので参考にしましょう。

犬の場合 ・ 猫の場合


動物の健康管理は飼主の責任です。
常日頃肥満にならないよう適度な運動と低カロリーで良質な総合栄養食を適量与え、おやつは控えめに、飼主の食事は絶対に与えないよう注意しましょう。
もし、肥満ではと思ったらかかりつけの獣医師に相談し、減量プログラムを作ってもらいましょう。

病院から出されるダイエットフードは低カロリー(脂肪摂取を減らす)、高タンパク、オメガ脂肪酸の適正比率で健康を維持できます。