初めに
  猫を飼うのはなぜ
  良い飼主になれますか
  品種による特徴
  よい子猫を選びましょう
  迎える準備をしましょう
  子猫の時から教えましょう
  猫も手入れが必要です
   
  猫の食事管理
  飼猫に合った食事を
  猫に必用な栄養素
   
  健康管理は飼主の義務
   
   
  猫のかかりやすい病気
  猫のボディランゲージ
  猫の身体と働き
   
 

猫は何かといえばグルーミングに熱中します。猫のグルーミングの目的は、まず体の汚れや排泄物のにおいを落とし傷があったら舐めて消毒します。それからマッサージと体温調節。ザラザラの舌で舐めることで血行を促進し体温を調節します。もうひとつ猫の精神安定剤としての役割も果たしています。高いところに飛び乗ろうとして失敗したら照れ隠しにグルーミングしたりします。お互いを舐めあうことで親愛の情を示すことも他にもあります。飼主さんを舐めることも愛情を示しているのです。猫にとってグルーミングはとても大切なことです。

 
猫は自分で毛を舐めますが長毛種の場合は毎日こまめにブラッシングをするようにします。頭の方から毛の流れに沿って櫛をシッカリ入れて梳かしていきます。抜け毛やもつれ毛がとれたら次はブラシで皮膚の方から外に向かってブラッシングしましょう。コームでもブラシでもあまり力任せにすると皮膚を傷めたり痛いので猫も嫌がります。 ただし毛が絡んでしまったり、ガムなどがついた場合は、皮膚を傷つけないようにはさみでカットします。カットの仕方が分からない・不安なときは動物病院に相談しましょう。ペルシャなどあまりにひどくなると全身の毛を刈り取らなければいけなくなることもあります。シャンプーは最低月1回はするようにします。使用するシャンプーは毛や皮膚を傷めない薬用シャンプーをお勧めします。(アイン動物病院では約20種類の薬用シャンプーからその猫にいちばん合うものを使用しています)
 
ブラッシングは、被毛を美しくし、体温調節を助けるだけでなく、皮膚をマッサージすることで、内臓の働きを活発にします。子猫の時から習慣をつけておきましょう。初めは嫌がって抵抗する猫がいますが、ブラッシングしている時だけに与えるごほうびを決めて、それを食べているときにブラッシングをします。ブラッシングとごほうびが結びつけば嫌がることも少なくなるでしょう。被毛の長い猫は、毛がからみやすいので、ブラシやクシを使って、丁寧な毎日の手入れが必要です。被毛の短い猫は、ほとんどブラッシングだけで間に合います。固く絞ったタオルで全身をマッサージした後に、ブラシをかけてあげましょう
シャンプーの場合、猫の皮膚や被毛は外部からの細菌の侵入を防ぎ、気温の変化や外傷から体を守っています。皮脂腺から出る脂肪は、皮膚や被毛の表面に行きわたり、弾力や光沢を保つ効果があります。あまり頻繁にシャンーすると皮脂を落としてしまうので、月1回程度(シャンプーの種類・皮膚の状態によります)がよいでしょう。
 
 
伸びてきたら定期的に切る必要があります。猫の爪は、神経や血管が通っていてつめと共に伸びていきます。長くなってから爪を切ると血管や神経を傷つけることとなり痛みや出欠を伴いますのでますます爪きりが嫌いでできなくなります。気をつけてあげてください。
歯は定期健康診断のときにいっしょに見てもらうようにします。食事内容などで歯垢がつきやすかったりします。また歯垢をそのままにしておくと口臭も強くなり歯周病などの原因になります。
猫も耳垢がたまります。時々見て綿棒で優しくふき取ってあげます。もし炎症を起こしていたり黒褐色に汚れているときはすぐに動物病院に連れて行ってください。
鼻の低いペルシャなどは鼻涙管が曲がっていて涙が鼻に抜けにくくなっています。そのために涙があふれ出て目の周りが汚れやすいのできれいに拭いてあげてください。ただ他の原因があるかもしれません。一度動物病院で診てもらうほうがいいでしょう。
尾っぽの先に皮脂腺があります。そのため分泌液などで汚れやすく、ほうっておくと皮膚炎になったりします。汚れた部分は洗ってきれいにしてあげましょう。