初めに
  人と犬との関係
  良い飼主になれますか
  相応しい犬を選ぶ
  飼うために必用です
  犬に合った育て方
  よい子犬の選び方
  健康な子犬は
  子犬はどこから
  生活場所を与えましょう
  子犬が来た日
  しつけとケアをしましょう
  離乳後の食事
  成長期の食事
  犬の食事管理
  飼犬に合った食事を
  犬に必用な栄養素
   
  健康管理は飼主の義務
  毎日観察しましょう
  寄生虫にご用心
  応急処置と療養
  犬のかかりやすい病気
  犬の社会化(しつけ)
  家族で協力
  簡単にできるしつけの基本
  飼主はいつもリーダー
  犬の問題行動
  犬種について
  健康な犬をもらうには
  犬のからだ
  犬種別かかりやすい病気

犬種は迷ってしまうくらいたくさんあります。犬を飼う目的で犬種は異なりますし、飼い方も違ってきます。
あなたは犬に何を期待しますか? どんな犬との生活を思い浮かべていますか?
それを実現するためには、まず犬を知ることです。見かけや大きさや流行や想像だけで犬種を選んでいませんか?

 
もしあなたが落ち着いた静かな生活を望むなら、大きさもほどほどで大人しい犬を選びます。
選ぶときはあなただけでなく、家族全員にとっても相応しくなくてはいけません。家に迎える犬はこれから家族の一員となります。相応しい犬を選ぶことはあなたのためだけでなく、これから一生をあなたの家族として暮らす犬のためでもあります。
小さな子供のいるお家ではボーダーコリーやチワワ、などは合いません。犬の持つ性格も十分理解して選ぶようにしましょう。
また、小型犬でもしつけはきちんとします。飼主がリーダーだということを理解させないといけません。 かわいいからと甘やかすことは犬のためにもよくありません。
 

犬と暮らすことで起こる問題は、飼っている犬が飼い主や家族構成、生活環境などに合わない場合がほとんどです。 飼主さんの家庭環境に合った犬を選び、共に暮らす家族として最後まで愛情を持って接するようにしましょう。 また、屋外だけで犬を飼うよりも、家族の一員としてお家の中にも自由に出入りできるようにしてあげましょう。

 
庭で飼う場合
どうしても犬と触れ合う時間が少なくなります。そのために手入れ不足や病気の発見が遅れたり、しつけができず無駄吠えで近所に迷惑をかけることになりやすくなります。
こんな場合は、過度に吠えたり興奮しやすい犬種は避けます。そして、比較的手入れが少なくてもよい短毛の犬種をお勧めします。但し、最低ブラッシングは必ず行います。
室内で飼う場合
常に身近にいるので体長の変化に気づきやすく、きちんときちんとした手入れをすれば臭いも出ませんし不潔にもなりません。室内で飼う場合も過度に吠えたり、興奮しやすい犬種は避けておだやかで性格的に従順でしつけのしやすい犬種をお勧めします。
一般家庭では、人なつこい、おだやかな性格の犬をお勧めします。過度に吠えたり興奮しやすい犬を避け、従順でしつけやすい犬種を選ぶことで犬も飼主とその家族も幸せに暮らせます。 そして、これから犬を飼おうと考えておられるご家庭は、犬も家族の一員としてぜひ『ひとつ屋根の下』で、一緒に生活することを選んでください。 犬との楽しい生活を送るためにあなたに合った犬を慎重に選びましょう。

犬がただ生きているという事と、健康に生活しているという事は違うのです。あなたがた家族にとって本当に犬との生活が楽しいものになるように、もう一度犬との生活を考えてください。そして、あなたとあなたの犬が常に幸せであるように、あなたがた家族にふさわしい犬選びをしてください。

参考図書:「愛犬選び」日経サイエンス社(当院で取り扱っております)