初めに
  人と犬との関係
  良い飼主になれますか
  相応しい犬を選ぶ
  飼うために必用です
  犬に合った育て方
  よい子犬の選び方
  健康な子犬は
  子犬はどこから
  生活場所を与えましょう
  子犬が来た日
  しつけとケアをしましょう
  離乳後の食事
  成長期の食事
  犬の食事管理
  飼犬に合った食事を
  犬に必用な栄養素
   
  健康管理は飼主の義務
  毎日観察しましょう
  寄生虫にご用心
  応急処置と療養
  犬のかかりやすい病気
  犬の社会化(しつけ)
  家族で協力
  簡単にできるしつけの基本
  飼主はいつもリーダー
  犬の問題行動
  犬種について
  健康な犬をもらうには
  犬のからだ
  犬種別かかりやすい病気

まず、体を抱いてみてください。フワッと軽い感じはしませんか?
からだを触ってゴツゴツと腰骨が感じられるようでは、痩せているのです。子犬はよく太って丸っこいのが健康な証拠です。たいていの子犬はコロコロとしているので一見太っているように見えますが、実は痩せていることが多いのです。
健康や体に異常がないかは掛かりつけにする獣医師に診てもらいましょう。ペットショップやブリーダーから購入しても問題があれば解約できるかも確認しておきましょう。

 
目は犬の健康状態を映し出します。瞳の色が濃く、キラキラと輝き、いきいきとした目を持つ子犬を選びましょう。目やにや涙が多かったり、目の周りの涙やけがひどい場合は要注意です。

犬の鼻はほどよく湿り気を帯びています。しかし、寝ている時や寝起きは乾燥していても異常ではありません。

子犬の口に顔を近づけて口臭を確認します。不快な悪臭がしたら、内臓器官に何か問題があるかもしれません。

耳の臭いをかいでみてください。特に耳の垂れた犬種の場合は注意してください。悪臭がするようであれば外耳炎などの可能性があります。犬も人間と同様、耳が一番体温が低い場所です。お腹などに比べて耳が熱かったり、あまり温度差がない場合は熱があるかもしれません。耳をかゆがっているとき、黒っぽい耳垢があるときはいろいろな原因で「外耳炎」がおきるので早めに治療を受けましょう

毛ヅヤがよく、しっとりとしている感じが良い状態です。色の濃い、淡いに健康状態は関係ありません。

皮膚 抱きかかえて被毛を起こし、肌を確認してください。健康であれば肌の色は鮮やかです。カサカサしていたり、ザラザラしている場合は皮膚病の可能性があります。からだをかゆがっているときは、皮膚病の中でも比較的多いのがノミや皮膚カイセンです。とてもかゆがって、いつも後足でバタバタひっかいています。からだにはフケが多く、耳の先端など細かいフケがたまって厚くなっていることがあります。

四肢 歩きかたを見ることで、犬の手足の関節の状態や、腰の状態を確認することができます。不自然な歩き方や動きをしている場合は関節や腰に問題があると考えられます。

 
 
 
 

手書きの覚書や、シールのみ貼ってあるものや、獣医師名・連絡先、接種依頼者の氏名や住所、ロットナンバーなどが書いていないものが多くみられます。これらは証明書としての効力はありませんので、注意が必要です。ペットショップやブリーダーからくる子達の場合は特に多いようです。

子犬は母親からの初乳を介して、母親の持つ免疫を譲り受けます。初乳から得る抗体の有効期間は一生続くわけではなく、生後45〜90日でその効力はなくなります。この効力が切れる時期が、病気にかかりやすい大変危険な時期といえます。 そのため、ワクチンの接種を行うのが一般的です。

ワクチン証明書には下記のことが記載されていなければなりません。

@ 接種を受けたときの飼い主の住所と氏名
A 接種した犬の名前もしくは個体認識できる表示
B ワクチンメーカーとワクチンの種類
(メーカー発行のシールでも可)
C ワクチンの製造番号またはロットナンバー
D 接種を行った獣医師名と開業場所
(もしくは所属動物病院
E ワクチンを接種した年月日
ノミやダニなどの外部寄生虫、回虫やフィラリアなどの内部寄生虫の駆除・予防も忘れずにしましょう。子犬にとって重い感染症の原因ともなります。
   
 

体が冷たいとき

生まれてから、母犬に育児を拒否された子犬にみられます。生後3週間くらいまでは体温を維持できません。母犬が温めないようなら飼主が温めるようにします。子犬のいる部屋の温度は24℃以上にし湯たんぽや毛布で温めます。
栄養不足の場合もあります。十分な母乳ではなかったりすると体が衰弱し冷たくなります。

ふらついたりぐったりしているとき

ストレスを受けたり食事ができなかったりすると血液中の糖の量が下がりエネルギーを補給できなくなります。成犬と違い少しのことでストレスを感じてしまう子犬は1回食事の食事が与えられなかっただけでも低血糖症になることがあります。
ヨークシャーテリアは生まれつき血糖の調節ができないため低血糖症になりやすくなります。

下痢をしているとき

子犬は、環境や食べ物が変わることがストレスになり、下痢をすることがあります。一度受けたストレスは7〜10日間は体に影響を与えつづけます。 また、ウイルス・細菌・原虫・寄生虫なども下痢の原因になり、これらの中には生命にかかわるものも少なくありません。手遅れにならないよう早めに受診しましょう。犬の回虫は、母体内で胎盤感染したり生後母乳を飲むことによっても感染することがありますので、生まれたばかりの子犬でも、回虫が寄生していることがあります。また、育てられた環境によって、離乳するまでに他の寄生虫や原虫が感染するということはよくあります。予防的にプログラムを組んで駆除剤を飲ませましょう。正常な糞便の検便をしても寄生虫がいるかどうかわからない事も多いのです。
子犬の下痢は大変危険です。脱水状態になるのが成犬よりずっと早いからです。

嘔吐するとき

 

しきりに咳をしているとき

いつまでも咳が続いているのは、アデノウイルスやパラインフルエンザウイルスと細菌の混合感染によって起こる「ケンネルコフ(伝染性急性気管支炎)」にかかっている恐れがあります。心臓が悪くてもつまった吐くような咳をします。又小型犬では気管虚脱や気管の低形成なども多くなっています。ガチョウの鳴き声のような咳をします。

排便・排尿をしていないとき

普通は授乳の後などに母犬が子犬を舐めてやり排便・排尿を促しますが、しない母犬もいます。そのときは飼主が母犬の代わりをしなければなりません。

出血しているとき

怪我をしてもなかなか血がとまらないときはビタミンKが不足しているかもしれません。このビタミンは腸内細菌が作り出すのですが生まれて間もない子犬は母乳から摂取しています。栄養不足の母犬ではビタミンKが不足し血が止まらなかったり、ちょっとしたことで出血することがあります。

子犬がかかる病気
低血糖症
ヘルニア
敗血症
出血性症候群
ヘルペスウイルス感染症
子犬扁平症候群