初めに
  人と犬との関係
  良い飼主になれますか
  相応しい犬を選ぶ
  飼うために必用です
  犬に合った育て方
  よい子犬の選び方
  健康な子犬は
  子犬はどこから
  生活場所を与えましょう
  子犬が来た日
  しつけとケアをしましょう
  離乳後の食事
  成長期の食事
  犬の食事管理
  飼犬に合った食事を
  犬に必用な栄養素
   
  健康管理は飼主の義務
  毎日観察しましょう
  寄生虫にご用心
  応急処置と療養
  犬のかかりやすい病気
  犬の社会化(しつけ)
  家族で協力
  簡単にできるしつけの基本
  飼主はいつもリーダー
  犬の問題行動
  犬種について
  健康な犬をもらうには
  犬のからだ
  犬種別かかりやすい病気

犬は自分の好きな食事を要求することはできませんし、食べることもできません。犬の食事を決めるのは飼主です。飼犬の健康を決めるのは飼主なのです。良質の栄養バランスのとれた食事を与えるか、嗜好性の高い食事を与えるか、お腹を満たすだけの食事を与えるかは飼主の勝手。でも責任ある飼主なら食事は犬の年齢や大きさ、健康状態などで最も合うドッグフードを与えるようにしましょう。肥満、病気の場合はかかりつけの獣医師と相談しその犬に適した処方食を与えるようにお勧めします。

 
健康な成犬
一般家庭で飼われている成犬ではドライでタンパク質18%、脂肪5%を含むフードを与えます。成長期を終えた犬に必要以上に与えると肥満になります。肥満になりやすい犬種は特に注意が必要です。運動量の必要な犬、例えばハウンド種などは運動量にあわせたカロリーが必要になります。
妊娠・授乳期
妊娠40日までは通常と同じ(70Kcal/kg/day)で、それ以降と哺乳期の3週間は、通常の1.5〜3倍以上(200〜250Kcal/kg/day)を必要とするので、妊娠40日以降、1日5〜8%ずつ増加させます。妊娠中の食事は栄養剤やカルシウム、ビタミン類は一切加えないようにします。これらはすべて害となります。脂溶性ビタミンとカルシウムは、絶対に添加してはいけません。また妊娠後期にカルシウムを強化した食事は控えるようにします。
給与回数は平均的には1日2回ですが、胎児の成長に伴い多量の食事摂取が難しくなるため、数回に分けて定期的に給与することをお勧めします。
高齢期
高齢犬の筋肉強度と運動能力が維持できるたんぱく質を含み、ビタミンE・ベータカロチンが強化された良質なドッグフードを選びます。活動量が減少した場合には,カロリー摂取量を減らすことが必要です。給与回数は適量の食事を少なくとも1日2回以上に分けて与えることをお薦めします。
高齢になって食事の調節をする場合は事前に健康チェックをします。高齢になると口腔内疾患も増えます。高齢犬向けの食事や口腔内疾患用の療法食などもありますので利用されるといいでしょう。また、味覚や臭覚なども劣ってきます。温めた食事は食欲を増します。
肥満
減量用フードを選びます。肥満は糖尿病などを引き起こす恐れがあり、病気の発生率が約3倍になります。摂取カロリーに注意しなければなりません。規則正しい運動スケジュールとともに、カロリー摂取のコントロールを行います。かかりつけの獣医師に相談しましょう。

給与回数は1日2回以上給与する、頻回給与をお勧めします。

病気・療養食
犬は6年齢を過ぎた頃から、心臓病が増えてきます。また腎臓機能も衰えてきますので負担のかからない処方食をお勧めします。処方食は必ず獣医師の指示を守って与えるようにしましょう。病気療養中や回復期には食欲の減退も見られます。食べた量や飲水量を毎日確認するようにしましょう。排泄物のチェックもです。何かあれば直ぐに掛かりつけの獣医師に相談しましょう。
 
 
 
 

ころころとした犬を可愛いと思う飼主さんも多いことでしょう。しかし肥満は様々な障害を起します。飼犬の肥満が気になりだしたらかかりつけの獣医師に相談し適切な減量プログラムを作ってもらいましょう。

食事は1日に何回かに分けて与えましょう
そのほうが空腹感が薄れ、何かを欲しがったりすることが少なくなります。食事を1日2回以上に分けて与えたほうがカロリーが消費されます
すべての食事やおやつは、愛犬の食器に入れましょう
「自分の食べるものは食器内の食べ物だけ」と愛犬に理解させてあげることが、物乞いをなくす最も効果的な方法です。
家族が食事をするときは、愛犬を別の部屋に移しましょう
食物がある場所や、愛犬に何かを与えたくなるような誘惑にかられそうな場所に、愛犬を連れて来ないようにします。他の動物が食事をとっている間も同様です。
スナック類やおやつは減らしましょう
おやつはカロリーを摂りすぎる原因になります。1日に与えるおやつの量を減らし、与えた回数を記録しておかないと正確な量はなかなか分かりません。何かを欲しがるたびに与えていたのでは、愛犬の、おやつに対する要求はますます強まり、物乞いを助長させてしまうことを忘れないでください。
肥満になりやすい犬種は食事の量などに注意しましょう。
ダックスフント、バセットハウンド、アメリカンコッカー、キャバリア、ラブラドールレトリーバー、コリー、シェットランドシープドッグ