初めに
  げっ歯類?
  ハムスター? @
  ハムスター? A
  飼育環境は大切
  よい飼育の仕方は
  食事も大切
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  必用な栄養と働き
   
   
   

つぶらな瞳、丸くて小さなからだ、かわいいしぐさ、どれをとっても魅力いっぱいのハムスターです。からだは地中生活に適応したずんぐり方で四肢と尾は短いのも特徴です。寿命は約3〜4年くらいです。ハムスターは容姿からは想像がつかないほど攻撃的です。安易にペアで飼ってしまうと止められないようなケンカをすることになります。またネズミの仲間なので繁殖力も強くあっという間に増えてしまいます。

 

性成熟したゴールデンはたとえ兄弟でもケンカをします。生まれたときから同居の場合、変えないこともありませんが攻撃的にはなります。但し、♀同士の同居は絶対避けます。野性では家族単位で生活するシャンガリアンもゴールデンよりは社会性があるという程度で、もし繁殖させるのなら雄より若い雌をあわせるようにします。他のハムスターも同程度です。

繁殖は当院としてはお勧めしません。素人が、可愛いからといって安易に繁殖させるべきではありません。
常に単独で飼育してくださるようお願いしています。 本来ハムスターは、単独で生活をする動物だということです。ハムスターは成長すれば1匹ずつケージにいれて飼育しなければならず、産まれた子を全てきちんと管理して飼うのことは大変です。可愛いからとか、夫婦や仲間が必要などと安易に考えず、本当に動物のためと、生まれた子達をきちんと管理できるかを考えてからにしましょう。 ハムスターはメスが6〜8週で妊娠可能になります。発情周期は短いのでほとんど発情期のようなものです。発情期になると、オスは臭腺からでる液をあちこちにこすりつけて走り回ります。メスはソワソワと落ち着きがなくなるのでわかります。発情期は、喧嘩など争いも多くなりますし、その時期に長い時間狭い空間に同居する事は普段以上に、ハムスター達はストレスとなります。ハムスター本来の、行動や生理を充分に理解するようにしましょう。
 
左右2つの頬袋(cheek pouch)があります。この頬袋は口腔が陥没したものです。大きさはゴールデンで、約4×5cmくらい、シャンガリアンやキャンベルはその半分くらいで、食べ物を一時的に蓄えたり、巣穴に運ぶときに使います。 血管が少なくリンパ管がたくさんあります。
ゴールデンは、腹部の両脇にすこし膨れた黒っぽい斑で、キャンベル・シャンガリアンは左右の口角に白色の臭腺(右図参照)と、腹部に黄色の臭腺の2つがあります。また、臍にあたる部分にも臭腺があり、ここの感染症や分泌物の貯留が多く診られます。
自分のテリトリーの目印にしたり(ゴールデンは壁に沿って歩き、キャンベル・シャンガリアンは床に体をこすりつけながら歩きます)、発情期にメスの関心を引くために使用します。
歯は全部で16本あり、前歯(切歯)は硬く上下に2本ずつで一生成長し続けます。固いものをかじることで長さを調整しています。しかし、金属のケージなど、歯よりも硬いものをかじったり、折れてしまうと、歯の成長版が傷つき、歯が曲がったりしてしまいます。(金属ケージで飼ってはいけない理由です)
奥に臼歯があります。歯の色は少し黄味がかった色が正常です。

ハムスターは雌の方が雄よりも体が大きくなります。また、雄の精巣は大きくてお腹に移動できます。お尻のほうから大きく突き出しているのですぐに雄だとわかります

切歯の両側に白い組みえるのが臭腺です。
胃は前胃と後胃の2つに区分けされています。胃に入った食物は、通常吐くことはできません。この胃では発酵作業を行い、必要な栄養素の脂肪酸が作られます。