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モルモットの生理的特長

モルモットの生理的特長

性格
モルモットはとても臆病で神経質、とても用心深い性格です。慣れていないときに抱いたりするとキーキーと声を出して鳴きます。また仲間とのコミュニケーションや自分の要求として鳴いたりします。用心深さから、飼育環境が急に変わったりすると、怖がって食事や飲水をとらなくなります。
ビタミンCの欠乏
モルモットはLグロノラクトンオキシターゼとうい酵素を持っていないので、ビタミンCを体内で合成することができません。そのため食事から補給することになるのですが、病気やストレスを受けると多くのビタミンCが使われ欠乏症になってしまいます。

モルモットの胃はそこが大きく嘔吐することはありません。十二指腸、空腸、回腸の境もなく胃壁や盲腸壁はとても薄くなっています。ウサギと同じように食糞(盲腸便)しますので盲腸は大きくて繊維質を分解する細菌などが消化を助けています。ストレスや間違った抗生物質の投与を受けると、腸内細菌のバランスが壊れ衰弱します。

野生のモルモットは同じげっ歯類のハムスターやシマリスのように食べ物を貯える習性はありません。
もともとは夜行性の動物で野生では夜明けや夕方に活動しますが、人に飼育されるようになったモルモットは人に合わせた次官に活動しています(昼行性より)。
巣穴は低木の下に穴を掘ったり、岩の間や草原の草むらに仲間と群れ(郡居性)で生活しています。多頭飼育の場合ではケージの隅に体を寄せ合っています。