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子犬の選び方

健康な子犬の見分け方

まず、体を抱いてみてください。フワッと軽い感じはしませんか?からだを触ってゴツゴツと腰骨が感じられるようでは、痩せているのです。子犬はよく太って丸っこいのが健康な証拠です。たいていの子犬はコロコロとしているので一見太っているように見えますが、実は痩せていることが多いのです。ほしい子犬を実際に抱っこして触ってみてください。

健康や体に異常がないかはかかりつけにする獣医師に診てもらいましょう。ペットショップやブリーダーに購入しても問題があれば解約できるかも確認しておきましょう。

初めにすること

全体にしっかりとした骨格をしているかをチェックしましょう。

目は犬の健康状態を映し出します。瞳の色が濃く、キラキラと輝き、いきいきとした目を持つ子犬を選びましょう。目やにや涙が多かったり、目の周りの涙やけがひどい場合は要注意です。

犬の鼻はほどよく湿り気を帯びています。しかし、寝ている時や寝起きは乾燥していても異常ではありません。

子犬の口に顔を近づけて口臭を確認します。不快な悪臭がしたら、内臓器官に何か問題があるかもしれません。

耳の臭いをかいでみてください。特に耳の垂れた犬種の場合は注意してください。悪臭がするようであれば外耳炎などの可能性があります。

毛ヅヤがよく、しっとりとしている感じが良い状態です。色の濃い、淡いに健康状態は関係ありません。

抱きかかえて被毛を起こし、肌を確認してください。健康であれば肌の色は鮮やかです。カサカサしていたり、ザラザラしている場合は皮膚病の可能性があります。

肛門周辺が汚れていないか見てください。汚れていれば下痢などが考えられます。

歩きかたを見ることで、犬の手足の関節の状態や、腰の状態を確認することができます。不自然な歩き方や動きをしている場合は関節や腰に問題があると考えられます。

ワクチン接種状況や健康状態を確認しましょう

子犬は母親からの初乳を介して、母親の持つ免疫を譲り受けます。初乳から得る抗体の有効期間は一生続くわけではなく、生後45~90日でその効力はなくなります。この効力が切れる時期が、病気にかかりやすい大変危険な時期といえます。そのため、ワクチンの接種を行うのが一般的です。