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マールブルグ感染症

マールブルグ感染症

原因

原因はマールブルグウイルス(Marburg virus)です。
フィロウイルス属のウイルスでアフリカに分布しています。

 

症状

突然発熱し頭痛、悪寒、筋肉痛が起きます。
嘔吐や下痢、腹痛などと斑状の発疹が見られます。
症状が進むと下血、出血、肝炎などが見られ中枢神経に異常が見られることもあります。
回復しても肝炎などの症状が残ることがあります。

感染経路

実験的にはアカゲザル、ミドリザル、モルモット、ハムスター、マウス等で100%感染を起こし、致命的である。自然界におけるこのウイルスの宿主は現在も不明であり、どのようにしてヒトにウイルスが伝播されるかもわかっていない。ヒトからヒトへの感染は、感染者や患者の 血液、体液、分泌物、排泄物などの汚染物との濃厚接触による。手袋等の防護策で感染は防ぐことができ、医療の場での空気感染はしないと考えられている。

治療

対症療法以外の特異的治療法はない。また、感染予防ワクチンはない。