2019/04/29
ライム病
原因
原因菌はライム病ボレリア(Borrelia burgdorferi)です。スピロヘータ科ボレリア属の細菌で日本では北日本に多く患者が発生しています。
アジア(日本・韓国・台湾・中国)、北米、欧州、ロシアに分布しています。
感染
マダニに刺されることで感染します。日本ではシュルツェマダニ、ヤマトマダニが主な媒介マダニでこのマダニは日本中で確認できます。
症状
マダニに吸血されても48時間以上吸血されなければ感染の確率は低くなります。
初期には咬傷から紅斑が見られすぐにライム病特有の遊走性紅斑(erythemamigrans;EM)になります。
進行すると関節炎、筋肉炎、皮膚や眼などに症状がでます。稀に脳炎などの神経症状が見られることもあります。